団体概要
私たちはギャンブル依存症の家族の集まりです。
ギャンブル依存症は、「病的賭博」といわれる、れっきとした「病気」です。
現在、日本国内において、ギャンブル依存症罹患者は、320万人と言われています。
そして、ギャンブル依存症者の周囲には、問題に巻き込まれ苦しんでいる家族がいます。
ギャンブルによって、借金やその他の問題を繰り返すギャンブラーに対して、何とかできる方法はないだろうかと悩み、自分を責め、苦しんできたのが私たち家族です。
そして、同じ苦しみの中にいる家族たちが当事者との適切な関わり方を学び、結果として、当事者にとっても家族にとっても有効な手立てが取れるのではと考えるようになりました。
私たちは、ギャンブル依存症の家族が抱える問題を広く知ってもらうことを目的として、啓発活動、情報提供などの活動しています。
今後、治療施設やセルフケアサービス、行政機関との連携により、依存症者の就労機会の確保を図る活動や、ギャンブル依存症問題の啓発と予防教育の推進を図る活動を行っていきます。
私たちは、ギャンブル依存症に対する正しい知識を国民の皆様に知ってもらい、ギャンブル依存症の当事者はもちろんのこと、家族が苦しみや悲しみから解放され、ギャンブル依存症による社会問題が減少していくことを望んでいます。