「繋がり続けて元気になりましょう」 (高知)

7月27日(日)土佐市複合文化施設「つなーで」にて、全国ギャンブル依存症家族の会高知が開催されました。

まず、ギャンブル依存症問題を考える会、当事者支援部のメンバーの方より、「どん底からの回復」と題した体験談をお聞きしました。

「誰か助けて」と思った時、やっと当事者支援部の仲間に繋がる事ができたというお話に「助けて」と言える事の大切さと難しさを改めて実感しました。そして今では当事者支援部の一員として全国を回り、体験談を話されている姿に回復の素晴らしさを教えられると共に、大きな希望を感じられました。

その後初めて参加された方のお困り事について、メンバーの経験から具体的な対応策を話し合いました。

私は当会に参加する様になって1年8ヶ月になります。一度参加したものの離れてしまいましたが「もう、ここしかない」と思うようになり、再び参加した時、メンバーは優しい笑顔で迎えてくれました。行く事を躊躇していましたが、一瞬で気持ちがほぐれ、苦しい胸の内を聞いてもらえた安心感でいっぱいになりました。

その後家を出た息子にお金の問題等、発生するたびメンバーの適切なサポートを受け、息子は回復施設に入寮できました。「借金の肩代わりは息子の為」と信じて行っていた自分の考え方の問題など、「自分が変わる事」に向き合いつつ、同じ悩みを抱えて繋がって来られる方の力となれる様、当会に参加を続けたいと思っています。

当会には多くの経験と様々な解決策があります。
まず、依存症という病気の知識を得ることが大切です。そして一緒に笑顔になりましょう。

次回の家族の会高知は、8月17日13時30分より、土佐市複合施設つなーでにて開催いたします。

高知県在住 細木