2025年7月5日アピオ青森にて全国ギャンブル依存症家族の会青森が開催されました。
まず初めに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部メンバーの体験談「回復への歩み」をテーマにお話をお聞きしました。何とかしようともがきながらもギャンブルをやめることが出来ない苦しい現状の中、ギャンブルの問題から抜け出すきっかけとなった家族の対応や公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部のサポートと活動のお話に勇気を頂きました。
次に、当会メンバーより「家族会に繋がって自分を生きる」をテーマとした妻の立場の方のお話を聞きました。正しい病気の知識を学ぶとともに、当会メンバーの協力を得て子育てや当事者である夫への対応を変えていった経験を伝えていただき感動しました。
体験談の後には、それぞれ別室にて当事者会・家族会を行い、学びと経験を共有しました。
私は、長男の繰り返すギャンブルの借金に困り果てていましたが、家族で何とかするしかないと思い込んでいました。そうして息子の給料を管理し、ギャンブルをしない様に見張っていても事態は一向に良くならないばかりか借金の督促状まで届くようになりました。
この先どうなってしまうのだろうと怖くなりネットで調べて全国ギャンブル依存症家族の会青森を知り、勇気を出して参加しました。当会に参加し初めてギャンブル依存症は病気であること、家族にできる正しい対応があることを知りました。
今まで一生懸命良かれと思って行ってきた対応が病気を悪化させていたことに気づき、もっと早く相談していればと思いました。
今は、同じような経験をしている当会メンバーに出会い、正しい対応を学び、一人じゃないと感じられるようになりました。
今、ギャンブルや借金に困っているご家族の方、一人で悩まず、お話を聞かせてください。
話したことは外には漏れない安全な場所で、同じ経験をした当会メンバーに安心してご相談ください。
お待ちしています。
青森県在住 遠藤