8月17日、横浜男女共同参画センター横浜南にて「全国ギャンブル依存症家族の会 神奈川」が開催されました。
はじめに、全国ギャンブル依存症家族の会（静岡）親の立場の方から「自分の力では解決できなかったが、地域を越えたメンバーに助けられた」という体験談をお聞きしました。
次に公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会の当事者支援部の方から「自分で回復しようとする気持ちと同じ立場のメンバーの支えがあってこそ回復を続けられている」というお話をお聞きしました。 私は家族の会に参加する前は、息子を救えるのは私しかいないと思い込み、頼まれてもいない借金を肩代わりし、金銭管理までしてきました。しかしギャンブルは止まらず、借金は増え続け、どうすることもできなくなりました。
そんな時に家族の会の存在を知り、思いきって参加しました 。集まった人の多さにまず驚き、同じ悩みを抱えている方がこんなにいるのかと胸が熱くなりました 。家族の会では同じ経験を持つメンバーが優しく迎えてくださり、安心して自分の思いを話すことができました。息子は「病気」であり、これまでの私の対応が逆に事態を悪化させていたことに気づきました。
今はメンバーに囲まれ 私自身が笑顔を取り戻しています。 もし今、どうしてよいかわからずに困っている方がいらしたら、ぜひ一度家族の会に参加してみてください。きっと同じ経験をした人達と出会い、笑顔になれると思います。
次回は９月２８日（日）１３時３０分より川崎産業振興会館にて開催されます。ご参加をお待ちしています。
東京都在住 山﨑
