令和7年7月26日『全国ギャンブル依存症家族の会 福島』を郡山市男女参画センターにて開催されました。
初めに、ギャンブル依存症考える会の当事者支援部のメンバーから、ギャンブル依存症からギャンブルを止めるに至るまでの体験談をお聞きしました。私は会に参加するまで「ギャンブル依存症は怠け者が陥るものだ」と思っていましたが、会に参加して、依存症とは誰でもなりうる病気だと知りました。また、自助グループに通い続けることで回復する病気であると再認識しました。
次に、全国ギャンブル依存症家族の会茨城のメンバーより妻の立場から体験談を聞きました。当事者にしてはいけない対応をし続け、最初は一人で苦しんでいたそうですが当会に参加しメンバーと繋がった事で暗闇から抜け出し希望と光が見えたと話していました。
私も長男のギャンブルの問題を誰にも相談出来ず、一人で孤独に悩んでいました。借金が発覚した時には、焦りからすぐに肩代わりをしてしまいました。
金銭管理に行動管理と、良かれと思ってしていた事が実は間違いだったとは家族会に参加するまでは思いもしませんでした。
家族会主催のセミナーや相談会に参加して依存症について学び、会のメンバーのサポートを受けたおかげで、孤独や悩みから開放されました。
息子は当事者支援部や当会メンバーのサポートを受け回復施設に入寮しました。家族だけではどうにもできず、行き詰っていましたが、当会に参加し、メンバーから支えてもらい、少しずつ前を向けるようになっています。
今後も私は当会や自助グループに参加し続け、ギャンブル依存症の知識、当事者の対応をさらに学んでいきます。
また自分が家族会メンバー助けられた恩返しとして、今ギャンブル依存症で悩んでいる家族に寄り添いサポートしたいと思っています。
次回は8月23日(土)13時から郡山中央公民館にて開催予定です。ギャンブルでお困りの方は一人で悩まず是非ご参加下さい。
福島県在住 村田
