令和7年8月10日、全国ギャンブル依存症家族の会・埼玉がレイボックホール(市民会館おおみや)で開催されました。
初めに、全国ギャンブル依存症家族の会の妻の立場の方の体験談を伺いました。ギャンブル依存症の夫に対し、叱ったり、借金の肩代わりをしたりと、私も同じだったなと同じ妻の立場である私は共感しました。ギャンブル依存症という病気を学び、家族が対応を変えることで、当事者も病気に向き合い、家族再生していく姿に希望が見えました。
次に、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会・当事者支援部の方から、活動の紹介がありました。困っている当事者がいつでもヘルプを出せる環境づくりから、手厚いサポートまで、「任せてください」と力強く語られていました。当事者が病気に向き合う環境へ家族は送り出してよいのだと背中を押してもらえるのだと心強く感じました。
その後は、初めて参加された方の困りごとを伺いました。これからどうなってしまうのだろうと不安を抱え悩んでいる方に、当会メンバーが自分の経験を伝えたことで、「私だけじゃないんだな。皆同じなんだな。」と安心した笑顔が見られたのが印象に残りました。私自身も、当会につながったばかりの頃は不安なことが多く、混乱していました。しかし、参加を重ねるうちに状況が整理され、今の自分にできること、やるべきことが明確になったことを覚えています。そして、心が軽くなっていきました。
ご家族のギャンブルの問題で悩んでいる方、1人で悩まず同じ経験をしたメンバーの話を聞いてみませんか?
次回は、9月14日(日)13時30分より、さいたま文化センターで家族会と当事者会を開催します。ぜひ、お越しください。
お待ちしております。
神奈川県在住 山下
