夫婦それぞれの回復のために(千葉)

8/2千葉県社会福祉センターにて全国ギャンブル依存症家族会千葉が開催されました。

今回の体験談はギャンブル依存症当事者の夫と妻、ご夫婦それぞれの立場からお話を聞かせていただきました。

現在は「ギャンブル依存症問題を考える会」の当事者支援部として活躍する夫の体験談の中で、何度も繰り返し訴えられていたのは「回復は一人では難しい」というキーワードでした。

依存症は人に相談することもなく殻に閉じこもってしまう当事者、家族が多いです。一年前の我が家もまさにそのような状況だったので、会に初めて参加された当事者、家族の方たちにもこのキーワードが届いているとうれしいなと思いました。

妻は家族会のメンバーのサポートを受けながら、夫と少し距離を置いた生活をすることで、心の余裕ができたそうです。

私自身も当事者である息子が病院に入院した時や施設に入寮した時、会のメンバーに相談し、対応を一緒に考えてもらうことで、冷静に対応ができたという経験があり、妻の言葉はとても共感できました。

お互いの境界線を守りながら、それぞれの回復に取り組むお二人の姿にたくさんの希望をもらえたとても素敵な会でした。

ギャンブルの問題に悩むご家族の方、勇気を持って一歩踏み出してみませんか。

まずは家族会に参加してみてください。

千葉県在住 小野