家族会に繋がって元気になれた(愛知・東)

令和7年8月10日(日)岡崎市南部市民センター分館にて全国ギャンブル依存症家族の会愛知・東が開催されました。

はじめに、全国ギャンブル依存症家族の会愛知の妻の立場の方が「家族会に繋がって〜仲間のおかげで元気になれた〜」というテーマで体験を話されました。ギャンブル依存症の夫に苦しむ中で、愛知の相談会を経て家族会と自助グループに通い、夫をなんとかしようとしている自分が問題であることを知りました。メンバーから勧められた副業を始めてからは自分自身を取り戻し、今は幸せと語る姿から希望と勇気をもらいました。

次に公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部のメンバー3人から最近の活動事例を話されました。先月の当事者会に参加した入院中の当事者から支援部メンバーに電話があり、正直に状況を話したことで翌週の退院後にギャンブル依存症の回復施設に入寮になったそうです。当事者の気持ちに寄り添える当事者支援部の有難さを実感しました。

続いて行なわれた困りごと相談の場では、不安な様子で初めて参加された方が、当会からの具体的なサポートを得て穏やかな表情になっていたのが印象的でした。

私も、息子がギャンブル問題で警察による対応が必要となる事態になり「人生が終わった」という気持ちで当会に参加しました。当初は「当事者を回復につなげるチャンス」というメンバーの言葉が理解できませんでしたが、当会と当事者支援部の連携によって、息子は当事者会の翌日に回復施設に入寮することができました。

一人で悩まず、一つひとつ相談しながら行動していけば、ピンチは回復のチャンスに変わります。問題を一人で抱え込まず、当会に参加して、依存症の正しい知識と対応を一緒に学びましょう。今苦しんでいる方はぜひご参加ください。

愛知県在住 関森