2025年9月13日(土)ひと・まち交流館にて、ギャンブル依存症 当事者の会(京都)が開かれました。東京から当事者支援部メンバーを招いての開催となりました。前半は家族の会と合同で行われました。
ギャンブルにのめり込んでいった話、やめようと思ってもやめられなくなっていって人間関係に亀裂が生じた話、その後どのようにして依存症の回復に繋がっていったか、いまどのように感じているか等、ギャンブル依存症当事者の貴重な回復の物語を聞くことができました。多くの仲間がうなずきながら共感をすることができ、回復に取り組んでいることに改めて感謝をしました。
家族の方の体験談は、愛知県の家族会メンバーの体験談を聞きました。家族の苦しみや葛藤は胸に響きました。家族もまた仲間のサポートを受けながら回復していく姿に力強さを感じました。
また本日は、福山哲郎参議院副議長がお忙しいご公務の合間を縫ってご参加くださいました。日頃より家族の会・当事者会にご支援をいただきありがとうございます。
後半の当事者会は、別室に移動して当事者のみの分かち合いと相談タイムとなりました。当事者支援部4名、初めての方6名、継続参加者4名でいつもより大人数での会となったため、初めての方への病気の説明、回復方法の提示、個別相談の時間を多くとりました。終了後は希望者を対象に、場所を移して自助グループへの同行支援を行いました。当事者会の後、そのまま自助グループに参加するスタイルが当事者会(京都)の特徴です。同じ問題を抱えるもの同士、今日を回復のターニングポイントにしていきたいです。