9月13日(土)、全国ギャンブル依存症家族の会兵庫と当事者会が同時開催されました。
公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会の当事者支援部による回復の体験談と家族の立場として同会のナース部からのお知らせを聞きました。その後、別室に移動して計10名で当事者会を開催しました。
当事者会では自己紹介をしてからギャンブル依存症について説明をしました。
新規参加者にギャンブル依存症かどうか確認するためのスクリーニングテスト『LOST』を用いてギャンブル依存症かどうか確認していただきました。初参加の3名ともギャンブル依存症だと自覚できたようでした。
回復のために自助グループやzoomミーティングが必要であることを説明し、各ミーティングへの参加を促しました。
2グループに分かれて模擬ミーティングをした後、そのままグループ毎に初参加者の相談にのりました。
その中で印象的だったのは自立したい当事者と、それをさせず縛り付けてしまう家族の構図でした。当事者は当事者の回復を、家族は家族の回復を目指して正しい行動をとることが大切です。
ギャンブル依存症から回復できることを理解していただけたと思うので、あとは本人が回復するための行動をとり続けることを願います。