メンバーとともに、これからも(当事者支援部 徳島)

9/27(土)、徳島県徳島市の徳島県立総合福祉センターにて、全国ギャンブル依存症家族の会徳島及び当事者会が開催されました。
ギャンブル依存症という病気を抱えた当事者、その病気に苦しむ姿を間近で見てきた家族、それぞれの立場からありのままの体験談を聞くことができました。
体験談の中でギャンブルで苦しんでいたのは私だけではなく、家族も同じように苦しみもがいていたことを痛感しました。自身の考えで改善策を試みては空回りする一方だったことを再認識し、病に侵されている際の行動の危うさを再確認できました。
その後、別室に移動し当事者会を実施して、初参加2名、継続参加11名、支援部3名の16名にて依存症になって失ったものを分かち合い、現状や悩みに関する相談会を行いました。一人で考えると泥沼にハマったように抜け出せなくなる良くない考えも、メンバーと一緒に考えれば狭い視野に囚われることなく良い方向に導かれることを実感し、メンバーとともに新しく生きていくことの大切さを痛感しました。リアルで相談することも効果的ですが、Zoomミーティングの活用やLINEでの相談対応など、地方ならではの問題を解決するツールがあるため、そうしたことも周知していくべきだと改めて実感しました。
次回の「家族会・当事者会 徳島」は、10月25日(土)、本日と同じく、徳島県立総合福祉センターにて開催されます。
一人で悩んでいては更に悪い方向に引っ張らていくばかりです。同じ苦しみを経験している仲間とともに悩みを共有してみませんか。その勇気が、きっとあなたのため、そして同じ苦しみをもつメンバーのためになるはずです。