2025年9月14日(日)キラリエ草津にて、全国ギャンブル依存症家族の会 滋賀・当事者会が開催されました。
まず初めに、全国ギャンブル依存症家族の会 大阪のメンバーと、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部愛知のメンバーより、それぞれ体験談の発表がありました。家族の会メンバーの発表では、家族には家族の回復があること。一度会からは離れた後にターニングポイントがあり、また参加するようになって、現在は生き生きと活動されている話を聞いて、改めて参加し続けていく大切さが重要だと胸に響きました。
そして、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部メンバーの体験談では、ギャンブル依存症に苦しんだが、当事者支援部のメンバーと出会い、ギャンブル依存症からの回復への道を示してもらった。現在は、自らが当事者支援部の一員として活躍している姿をみて、参加者は希望を持つことができました。
その後、当事者は別室に分かれて移動して8名で当事者会を開催しました。初参加のメンバーは不在で、継続参加のメンバーのみでの開催となりました。まずは自己紹介を行い、メンバーの近況の報告を行いました。その後、依存症からの回復のプログラムである「12ステッププログラム」について分かち合いました。
ギャンブル依存症者にとって、ギャンブルを辞めていくことはもちろん大切ですが、ただ辞めていくだけではなく12ステッププログラムを通じて、「生き方や考え方を成長させていく」ことがより重要であることを改めてメンバーの中で共有できたので有意義な会となりました。
滋賀県の当事者会も毎月開催となり数か月が経ちますが、これからより多くの当事者メンバーが参加し続けてくれること、そしてまだ苦しんでいる当事者が新たに参加されることを期待しています。
次回は10月12日(日)14:00~16:00 草津アミカホールにて開催の予定です。一人で悩まず、一緒に悩みを解決していきましょう。そして、これからの人生を楽しむ為に一緒に回復していきましょう!
