仲間の輪の中で(当事者支援部 新潟)

令和7年10月12日(日)、全国ギャンブル依存症家族の会新潟・当事者会を開催しました。

まず初めに公益財団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部の体験談、次に全国ギャンブル依存症家族の会メンバーの体験談を聞きました。

家族会の方の体験談では、メンバーのサポートによって当事者を回復の道に繋げる事が出来、そしていま自身の問題と向き合っている経験を伺い、家族も当事者と同様に仲間を頼りながら回復している姿にとても感銘を受けました。

その後は別室へ移動し、新規1名、継続参加4名、当事者支援部2名の計7名で当事者会を開催しました。

当事者会では、まずギャンブル依存症という病気について、特に新規の方に対し質問を交えながら丁寧に説明をしました。そしてこの病気から回復する為に必要な事を、継続参加の方を含めたディスカッション形式で進めていきました。そして新規の方を中心とした相談会を行い、現状の悩みや不安に対しての助言を行いました。ギャンブル依存性は孤独の病とも言われ、出来るだけメンバーの輪の中にいる事の重要さを伝えました。

ギャンブル依存症からの回復は長い道のりですが、他のメンバーと出会い、体験を共有することが大きな支えになります。また、まだ苦しんでいる当事者の方々が、新たにこの場に参加し、回復への一歩を踏み出すきっかけとなることを願っています。

次回は11月9日(日)、新潟市総合福祉会館で開催します。ご参加お待ちしています。