2025年10月5日（日）、四日市市地場産業振興センター（じばさん）において、全国ギャンル依存症家族の会 三重が開催されました。
初めに家族の体験談として妻の立場の方の話を聞きました。仲間を信じ、人を信じることで、自分自身も夫の問題を解決しようと必死になる共依存から回復できたとの話に、改めて同じ苦しみを体験してきたメンバーの存在は大きなものであると感じました。
時には向き合うのが大変だと感じるアドバイスや提案もありますが、メンバーの支えがあれば必ず共に笑い合える未来がくると信じて、行動に移していきたいと思いました。また回復はかけ算であると話していたことも印象に残りました。家族の会、自助グループへの参加や、そこでの様々な役割を担って活動していくことは、たし算ではなくかけ算となって自分を成長させてくれるのだなと感じました。
次に話してくださった、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の方の体験談も心に響くものでした。家族が自分を突き放すという正しい対応をしてくれたおかげで、自分に向き合うことができた、家族が家族の会に参加し回復してくれたおかげで、自分も安心してギャンブル依存症からの回復に専念できたとの話に、やはり家族の対応は当事者の回復に大きく影響するのだと思い知らされました。当事者をギャンブル依存症の苦しみから救うため、私もここで仲間を信じ、人を信じて、いざという時のために活動し続けていこうと思いました。
まだ誰にも相談できず苦しんでいる方がいましたら、勇気を出して是非当会へ相談にお越しください。次回は11月16日（日）四日市市総合会館にて開催します。
滋賀県在住 山村
