家族会に繋がり続けることで(長崎)

2025年9月21日(日)全国ギャンブル依存症家族の会長崎が西脇病院にて開催されました。

最初に公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の方の体験談発表があり、その後一般社団法人ギャンブル依存症家族の会福岡のメンバーによる家族体験談の発表がありました。

当事者の貴重な話も聞くことができました。自分の経験や、「ギャンブルの借金はギャンブルで返す」という思考になるという素直な気持ちを笑って話されていたことが印象的でした。自助グループへ参加し続け、会の活動をしている当事者が、新しく来た当事者へ、自分の経験を伝えていくことで、元気になっているのを感じ希望が持てました。

家族の体験談では、母親の立場で発表されていましたが同じ息子に対する思いが、共感する部分が多く心に刺さり、改めて自分の考えや行動を見直す気づきを貰いました。当事者を回復させるためには、まず自分が回復することが大事だという事を家族の体験談を聞いて再認識することができました。

私は息子の問題で当会に参加しました。当時は、とても苦しくどうすれば良いか分かりませんでした。経験のある家族の話を聞き、具体的な提案や助言をもらうことにより、理解し少しづつですが、行動できるようになりました。

初めての場所に足を踏み入れるのは、とても勇気がいることです。同じように家族のギャンブル問題で悩んでいる方は一度当会に参加してみてください。たくさんの経験を持つ家族が笑顔で迎えてくれます。

 福岡在住 村田