回復と希望、行動し続ける事の大切さ。(当事者支援部 大阪堺)

10月12日(日)ギャンブル依存症家族の会、当事者の会in大阪堺を開催しました。

はじめに当事者支援部のメンバーの話を聞きました。妻がギャンブル依存症という病気を理解し、借金の尻拭いをしない等の適切な対応を行い、妻も家族会に参加するようになった事で、自身も依存症からの回復に集中する事ができた事、回復し続けている結果、今は家族とも適切な距離感で日々生活できている事、今苦しんでいる家族・当事者に向けて、希望のメッセージを感じられるスピーチでした。

その後、家族の体験談を聞きました。家族会に参加するまでは、家族・当事者共に回復に向かわずドン底の状態だったが、家族が家族会で具体的なアドバイスをもらい、行動する事で、家族・当事者共に回復に向かう過程を聞けて、信頼できる場所に繋がる事の大切さ、提案を素直に実行する勇気を持つ事の大切さを学ぶ事ができました。

その後の当事者会では、相談会ベースで話しを進めました。初参加の方も現状の確認と、今後の方針について、具体的なアドバイスを行いました。この病気は独りでは回復が難しく、自助グループに通いながら、同じ境遇の人たちと、一緒に回復していく事が必要です。

自分自身も現在では、自助グループが大切な居場所になり、自身の力ではなく、色んな方からの支えにより、現在もギャンブルから離れた生活を送ることができています。

ギャンブルの問題で悩んでいる方等のご参加を心よりお待ちしています。毎月開催していますので、来月もお気軽にご参加ください。