ともに回復へ(当事者支援部 茨城)

令和7年10月11日(土)、全国ギャンブル依存症家族の会 茨城・当事者会を開催しました。

はじめに、全国ギャンブル依存症家族の会のメンバーより、家族会メンバーのサポートによって当事者がギャンブル依存症から回復の道へとつながり、家族自身も家族会に参加し続け元気になっていったと話されていました。当事者本人だけでなく、家族の対応がどれほど大きな意味を持つかを改めて実感する時間となりました。

続いて、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部のメンバーより、ギャンブルの問題に悩む人への支援の取り組みや、実際にサポートした事例の紹介がありました。近年は若い世代のギャンブル問題が深刻化しており、ネット上で簡単に借金ができ、短期間で返済不能に陥るケースも少なくない現状が共有されました。

当事者会では、ギャンブル依存症という病気の仕組みや、回復のために必要な行動について説明を行いました。その後は、初参加の6名を中心に、個別の相談や意見交換の時間を設けました。
ギャンブル依存症からの回復には、同じ苦しみを経験し、共に回復を目指すメンバーとのつながりが欠かせません。今回の参加が、回復への第一歩となることを願っています。

次回の家族会・当事者会は、11月8日(土)に水戸市民会館で開催いたします。
皆さまのご参加をお待ちしております。