2025年10月19日、群馬県公社総合ビルにて、「ギャンブル依存症セミナー」が開催されました。
今回のセミナー講演は以下のスケジュールで行われました。
①当事者体験談
公益財団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部
②家族体験談
NPO法人全国ギャンブル依存症家族の会
③専門家の講演(2名)
・専門家から群馬県こころの健康センター 佐藤所長
・施設側からAREA軽井沢 針木施設長
④藤岡ダルクエイサー演舞
⑤当会代表講演
公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 田中紀子
それぞれの目線からの依存症についてと、ハームリダクションについて具体的な事例をお話していただきました。
当事者に対する家族の向き合い方、同じ当事者だからこそわかる当事者への支援のあり方、そして病院・施設・支援者との関わり。
正しい知識と行動で家族も当事者も幸せになれるというそんな希望のメッセージのある会でした。
「だれでもなる 誰でも治る」
依存症は周りの人をたくさん傷つけ、自分のことも深く傷つける病気であるからこそ皆んなで向き合わなければならない病気。それにも関わらず、世間でのギャンブル依存症のイメージはまだまだ悪しきイメージです。
だからこそ偏見を変えていくことが必要だと感じました。
また、藤岡ダルクさんのエイサー演舞は言葉では表せない回復の素晴らしさを伝えていただきました。
まだまだ認知の低い病気ですが、今もなお苦しんでいる方々のために、これからもたくさんのメッセージを届けられるように頑張ろうと思います。
