家族が笑顔を取り戻す場所(愛知・西)

令和7年10月18日(土)イーブルなごやにて「一般社団法人ギャンブル依存症家族の会愛知(西)」が開催されました。

はじめに、当事者の母の立場の方が体験談を話されました。息子のギャンブルの問題が起きた時、借金を肩代わりしたり、説得したり自己流で対策を続けましたが、状況はますます悪化し、藁にもすがる思いで当会に参加しました。そこで正しい対応を学び、メンバーと関わる中で、徐々に自分自身の毎日を取り戻すことができたと話されました。

私の息子もギャンブル依存症です。私も同じように苦しみ、自分たちではもう無理だと限界を感じて当会に参加しました。ギャンブル依存症は病気であり、その正しい知識と家族がとるべき正しい対応について、当会で学ぶことができました。また、多くのメンバーと出会えたことで、自分はひとりではないと思え、徐々に心が元気になり、笑顔の日々が増えました。勇気を出して参加して、本当に良かったと思います。

次に、当事者の方の話を聞きしました。メンバーとつながり続けることの大事さや、自分の大切な家族を自らの手で傷つけることのないよう、これからも回復を続けたいと話す姿に、確かな希望を感じました。

その後当事者支援部の活動報告では、新たにメンバーに加わった方の紹介があり、「回復の輪を広げていく」と最後に言われた言葉が、とても心強く感じられ、家族の側もそうありたいと思いました。

次回は、11月2日(日)13:00~15:30
名古屋港湾会館 第1会議室でギャンブル依存症セミナーを開催します。

今、ギャンブルの問題でお悩みの方、家族だけで抱え込み、苦しみ続けることのないよう、一度勇気を出して当会に参加してみてください。きっと何かが変わるはずです。お待ちしています。

愛知県在住 加藤