手放す事の大切さ(岡山)

2025年10/19(日) きらめきプラザにて『全国ギャンブル依存症家族の会岡山』を開催しました。

はじめに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部メンバーの体験談を聞きました。『やめたいのにやめられない』『誰にも相談出来ず孤独』で苦しかったが、家族のおかげで当事者支援部とつながる事が出来た事、ひとりでの回復は難しく、同じ問題を抱えているメンバーとのつながりが大切だと話されていました。

家族へのお願いとして『手放して下さい。そして当事者を私たちにつなげて下さい』と言われていました。手放す事は家族にとって勇気のいる事ですが、それが当事者のためになるのだと、痛感しました。

続いて、妻の立場の家族会メンバーからの体験談を聞きました。
夫の問題をひとりで抱え込んで、限界を感じたとき、この会に参加し、アドバイスを受け入れ、夫の問題を手放した事で、自分の事も考えられるようになってきたと話されていました。

当事者にとっても家族にとっても、それぞれのメンバーの中にいる事が回復への近道だと実感しました。

依存症という病気は、対応を間違えると悪化してしまいます。共倒れにならないためにも、早期にこの会に参加して、正しい対応を勉強して欲しいと思います。
誰にも相談出来ず、悩まれている方、是非一度足を運んでみて下さい。

岡山県在住 竹増