1人で悩まず、家族会へ (埼玉)

  

令和7年10月12日(日)、全国ギャンブル依存症家族の会 埼玉が、埼玉県男女共同参画推進センターで開催されました。

最初に、当事者支援部の方が体験談を話されました。

ギャンブル依存症から立ち直って自分らしい生き方を取り戻しながら、今では他の人の支えとなって活動している姿に、希望の光を感じました。

続いて、家族の会の方の体験談がありました。

「家族はまず、自分自身を大切にしなければいけない」という言葉が心に残りました。

お話を聞きながら、自分を見つめ直し、自分の人生をしっかりと歩んでいこうという思いが湧き上がってきました。

その後はいくつかのグループに分かれ、初めて参加された方の悩みを中心に話し合いをしました。私自身も、かつて当事者の問題を何とかしようと世話を焼き、かえって状況を悪化させてしまった経験があります。初めて当会に参加したとき、メンバーの方々が親身になって話を聞いてくださり、張りつめていた心が少しずつほどけていったことを、今でもよく覚えています。体験を交えたアドバイスをいただき、とても心強く感じました。

当会では、さまざまな体験談があり、それに触れる中で問題解決の糸口が見つかるかもしれません。どうか一人で抱え込まずに、家族の会の扉を叩いてみてください。

次回は、11月9日(日) 13:30〜15:30 会場は埼玉建産連研修センター(JR武蔵浦和駅)。皆さまの参加をお待ちしております。                             

                      埼玉県在住  細谷