2025年10月18日(土)、「ギャンブル依存症セミナーin京都」が西陣織会館にて開催されました。
はじめに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部のメンバーによる体験談を聞きました。 「自分の底つきが回復のターニングポイントだった」「正直さを大切にしている」という言葉が印象的でした。たくさんの当事者が支援の手を取り、ギャンブル依存症からの回復の輪が広がることを願っています。
次に、全国ギャンブル依存症家族の会のメンバーである、妻の立場の方の体験談を聞きました。 ギャンブル依存症について学び、当事者への正しい対応を知ることで、回復のチャンスを逃さず行動できたそうです。これは、ひとりではできないことで、メンバーの支えがあったからこそできたことだと思います。
続いて、京都大学医学部附属病院の鶴身医師による講演では、医師の視点からギャンブル依存症についての話を聞くことができました。
最後に、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表田中紀子氏による講演がありました。 「つながり続ける仕組み」をテーマに、ロールプレイングを交えた分かりやすい内容でした。俳優の高知東生氏と田中紀子氏によるトークセッションも行われ、参加者の心に響く内容でした。
私の息子はギャンブル依存症の当事者です。数年前に全国ギャンブル依存症家族の会に参加しましたが、私はメンバーからの提案が受け入れられず、参加し続けることができませんでした。
「もうギャンブルはしない」という息子の言葉を信じ、私も息子を支えていけば何とかなると思っていました。
しかし息子は同じことを繰り返し、私はもうどうすればいいのか分からなくなりました。勇気を出して再び当会に参加したとき、メンバーが温かく迎えてくれました。 「ひとりじゃない」と感じることができ、会や自助グループに通うようになりました。そこで私は、ギャンブル依存症は本人の意志や家族の愛情だけでは治せない病気だということを学びました。 泣いてばかりだった私も、今では笑えるようになり、メンバーの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
息子も「自分の力ではどうにもできない」と気づくことができ、当事者支援部の支援の手を取ることができました。 今後、息子が回復の道を歩んでくれることを願っています。
ギャンブル依存症は、家族が正しい知識を学び対応することが大切です。ひとりで悩まず、ぜひ家族会に参加してみてください。お待ちしています。
京都府在住 畑


