令和7年10月26日(日)、(一社)ギャンブル依存症家族の会福岡が、久留米シティプラザで開催されました。
はじめに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の方から体験談を聞きました。次に、全国ギャンブル依存症家族の会のメンバーより、妻の立場としての体験談を聞きました。
当事者も家族にも出てくるのは「どうして?」
当事者の方は
「どうして止められないのか?」
「どうして嘘をついてしまうのか?」
「どうして借金を重ねてしまうのか?」
一方家族は
「どうして話しが通じないのか?」
「どうして度重なる借金をしてまでギャンブルをするのか?」
「どうして普段はいい人なのに?」…
沢山の「どうして?」を抱えながら皆さん当会に参加されます。
そこでギャンブル依存症はれっきとした病気である事がわかります。
集まっているメンバーは皆同じような体験をし、同じような悩みで一人で、あるいは家族で問題を抱え込み誰にも言えず長年苦しんで来ました。しかし、この会に繋がる事で自分だけではない、1人ではない、助けてくれるメンバーがいる。という事がわかり回復の道へと繋がって行きます。
ギャンブルをやめ続け回復するには、家族の正しい対応が重要な鍵になります。
対応を間違えない為にも、家族は当会に、当事者は当事者会に繋がり続ける事が大切です。
もし、ご家族のギャンブル問題で苦しんでいる方がいらっしゃったら、ぜひ一度参加してみてください。
私たちと一緒に、安心して話せる場で、少しでも希望を見つけていただけたら嬉しいです。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。
熊本県在住 頼藤

