10月4日(土)山形県市民活動支援センターで全国ギャンブル依存症家族の会山形と当事者会が開催されました。
まず初めに公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部のメンバーと、全国ギャンブル依存症家族の会メンバーの体験談を聞くことが出来ました。
当事者の体験談を聞いて、自分の息子と重なってしまい胸が苦しくなりました。うちの息子はギャンブル依存症じゃないと、ずっと信じていたのでそれがわかった時には衝撃を受けました。そして親である自分の、育て方が悪かったんだと責任を感じていましたが、そうでない事がわかり気持ちが楽になりました。
家族の体験談では、同じ母親の立場としての話に涙があふれてきました。こんなに一生懸命に育てたのにという思いにも共感しました。今まで恥ずかしくて息子のギャンブルの話は誰にも言えず、友達との会話の中でも子供の話は避けていました。ですが、家族の会に参加して、全国の沢山の家族の方々とお会いして息子の話ができ、驚きと共に安心感が湧いて来ました。
継続参加頂いている方々と和やかな雰囲気の中で様々な話をする事ができて、あたたかい気持ちに包まれました。
家族の会に参加する回数が増え、私は心がいつの間にか楽になっている事に気づかされています。息子のギャンブル依存症からの回復と共に私自身も学んでいこうと思います。
次回は12月6日(土)13時30分から山形県生涯学習センター遊学館にて家族の会及び当事者会が開催されます。
是非ご参加下さい。
山形県在住 伊藤

