令和7年11月9日(日)佐賀市立嘉瀬公民館にて、全国ギャンブル依存症家族の会佐賀が開催されました。
始めに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の方のオンラインでの体験談がありました。妻が先に当会に参加し対応が変わった事で、自分もようやくギャンブルを辞め回復し続けて、現在は妻と新しい夫婦の関係を構築中という、とてもいい話でした。
私の息子は現在回復施設に入寮しています。無事に卒寮したら、私も息子と新しい信頼関係を築いて行きたい、そう出来るようになりたいと思いました。
続いて、当会母の立場の方から『病気の理解と正しい対応』というテーマで話がありました。息子との別居をメンバーから提案されても、なかなか受け入れられず、やっとの思いで伝えたときに、息子から「ありがとう」と言われた、という話がとても心に残りました。
当事者との同居中は、どちらもずっと辛かったんだということが手に取るようにわかり、とても共感出来ました。
私も同じ母親の立場ですが、息子のことをどうにかしようと必死にコントロールしていました。
当会に参加し対応を変えたことで、自分のしていたことの愚かさに気づき、家族の正しい対応が本当に大事だと再認識しました。
その後は、２つのグループに分かれて、初参加の方の悩みを中心に話し合い、メンバーが自分の経験を話したり、アドバイスをしたりしました。
私は当会に参加して2年近くになりますが、メンバーの話を聞くと毎回元気をもらえ心が軽くなります。共感を得ることが元気になる1番の特効薬だと思います。
ギャンブルの問題でお困りのご家族の方、どうぞ当会に参加して元気になっていきましょう。
次回は、12月7日(日)14:00〜16:00
会場は佐賀市市民活動プラザ4Fです。
皆様のご参加をお待ちしています。
佐賀県在住 坂本
