当事者同士で話し合うことが大切(当事者支援部 静岡)

2025年11月29日(土)静岡県静岡市にて、「全国ギャンブル依存症 家族の会 静岡」、同時開催で「当事者の会」が開かれました。

はじめに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部の体験談、全国ギャンブル依存症家族の会メンバーの体験談を聞きました。
それぞれの立場での話を通して、共通している部分は、「同じ立場の参加者同士で話し合い、アドバイスをもらって、解決策に向けて行動していく」ことでした。今は、新しく参加した方を助けている姿は希望に感じられました。

当事者の会では、ギャンブル依存症についての知識共有、依存症に向き合っていく方法を当事者支援部から説明しました。参加者にも可能な範囲で自身の経験を共有してもらうことで、共感が生まれて徐々に笑顔も増えた温かい雰囲気になっていきました。
その後、相談の時間では、ギャンブルや家族関係など直面している課題について解決策を話し合いました。ギャンブルや借金のことなどを相談できずに苦しんできた当事者も、同じ問題を抱えた当事者の中では話しやすくなることもあります。今後も継続的に開催し、ギャンブルの問題を抱えている当事者が安心して参加できる場所、相談できる場所にできるように当事者支援部でサポートしていきます。

次回は2025年12月20日(土)13:30〜15:30 静岡市の男女共同参画センターあざれあにて開催される予定です。
皆様のご参加をお待ちしています。

公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部