令和 7 年11月16日(日)広島県東区民センターにて、「全国ギャンブル依存症家族の会広島」が開催されました。
はじめに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の方の体験談を聞きました。ゲーム依存症で本人の意思ではやめることが出来なかったが、家族の協力で家族会や自助グループに通うことで回復の道に進んでおられるということでした。当事者と家族が同じ方向で依存症と向き合い家族も増え、元気に健やかに過ごされていることに希望を感じました。
続いて家族の体験談を聞きました。自慢の息子が家族の力では解決出来ない事態になったときに家族会や自助グループのメンバーの対応で回復施設に繋がったという内容でした。家族は家族会の活動を通して健康に回復へと向かわれ、企業向けの啓発活動も頑張っておられるというお話を聞き自分の励みになりました。
体験談終了後、グループに分かれ初参加者中心に相談の時間を設けました。家族の問題やお金のことを相談するのは勇気が入り、何から話してよいか分からない状況でも、同じ経験をした方に導かれ話を打ち明け、次第に和まれていかれる様子をみて嬉しく思いました。
私の息子はギャンブル依存症でほんの2ヶ月前に回復施設に入寮することが出来たところです。ギャンブルの問題に家族ではどうにもならなくなってしまい、藁にもすがる思いで家族会に参加しました。息子も当事者支援部に助けを求めすぐさま対応していただき、本当に感謝の思いでいっぱいです。まだまだわからないことばかりですが、家族会や自助グループに通い、ギャンブル依存症の病気を理解し、正しい対応を学んで前に進んでいるところです。家族や友人の中にギャンブルの問題に影響を受けている方は、家族会と自助グループに通ってみませんか?一緒に元気を取り戻しましょう。
次回は 12 月 14 日(日)13:30 より広島県東区民文化センターにて開催です。
(当事者会も同時開催)
広島県在住 宇津宮

