11月29日、全国ギャンブル依存症家族の会福岡と当事者会が開催されました。
はじめに公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部のメンバーがZoomにて体験談を発表しました。
依存症が進行し、嘘が常態化していき、借金の金額もなかなか正直に言い出せなかった事、家族が家族会に繋がり急に対応が変わり、イライラしたり納得出来なかったがその対応のおかげで当事者支援部のメンバーを頼るようになり、回復できて現在は家族に凄く感謝している事を分かり易く語りました。
続いて福岡の家族会のメンバー体験談の発表がありました。
当事者の問題行動が悪化していき、家族会の力を借りながら自身の回復と向き合い状況が良くなった事を語りました。
体験談を聞いた後は別室に移動し、当事者会を行いました。
全員で自己紹介をした後に病気の説明と、継続参加している2名が定期的に話し合いに参加して体験した心境の変化を語りました。その後、新規参加者や相談がある人達、それ以外の人達の2グループに分かれて相談会と話し合いを実施しました。
相談内容はギャンブルを再びしない為にはどうしたら良いか、就労に関しての悩み、家族関係についてなど、それぞれが抱えている問題についての相談と、その事についてのアドバイスを行いました。
ギャンブルの問題で苦しんでいる方、気軽に参加して同じ経験のある人に相談してください。

