１１月３０日（日）サンスクエア堺にて、一般社団法人ギャンブル依存症家族の会 大阪が開催されました。
私はこの会に参加して1年が経ちました。初めて参加した時、不安と緊張でいっぱいだったことが思い出されます。その時に家族の方の体験談を聞き、自分と同じような体験や思いをしていることに、驚きと共感を覚えました。
今回も、一般社団法人ギャンブル依存症家族の会大阪より妻の立場の方の体験談、そして公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部のメンバーの体験談を聞きました。当事者の方の話では、家族を苦しませたくないからこそ正直に話せないことや、ギャンブルでお金を取り返すしかないと思ってしまうことなど、当事者の思いを聞き、胸がつまる思いがしました。
私は人と話をすることが苦手なので、このような場に来て話をすることに緊張もします。しかし参加し続けるなかで、この中では共感があり、正しい理解や対応が学べることに気が付き、安心できる場になってきました。そして当事者である息子には息子の人生があり、ギャンブル依存症からの回復への道は共感し合えるメンバーの中にあることにも気づきました。
ギャンブル依存症で悩んでいるけれど、誰にも言えず、抱え込んでいる方がたくさんいると思います。そして人と話しをすることが苦手だという方も、いると思います。悩んでいるのは一人ではありません。ぜひ勇気を出して、一歩踏み出してみませんか。同じ経験をしたメンバーが待っています。
次回は、１２月２１日（日）「エル・おおさか」で開催します。
大阪府在住 山村
