2025.11.29(土) 仙台市戦災復興記念館にて全国ギャンブル依存症家族の会宮城が開催されました。
はじめに全国ギャンブル依存症家族の会千葉の妻の立場での体験談を聞きました。
当会に参加するまでの苦しい経緯や、画像を使いながらギャンブル依存症は脳の病気だということを分かり易く説明してくれました。
夫婦で参加してからは、それぞれが真摯に病気と向き合いそれぞれの役割を果たしてきた結果、関係の再構築に至っているという話に心打たれ、希望が持てました。
続いて公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部メンバーからの体験談を聞きました。ギャンブルをするようになったきっかけや、３回の立ち直りのチャンスがありながら、ギャンブルを繰り返してしまったこの病気の根深さを話してくださいました。
現在は自分の経験を活かし、同じ境遇で悩む当事者の支援活動をしながら、将来を見据えて仕事の面でもキャリアアップの為勉強に取り組んでいると聞き、頑張って欲しいと心から思いました。
私は、息子のギャンブル依存症で長い間借金の肩代わりを続けて、どんどん疲弊していき、今年の４月に当会に初参加しました。
ギャンブル依存症家族の会や自助グループに参加して、ギャンブル依存症の正しい知識と対応を学び始めました。そして何よりも大切なのは、私自身が変わることだと痛感しました。当会メンバーのアドバイスをもらいながら、強い意思を持ってこの問題に取り組まなくてはと思う日々です。
今後、当事者が回復する事を願い、メンバーの笑顔で私が救われたように、今悩んでいるメンバーと笑顔で前へ進んでいきたいと思います。
次回12/20（土）13時半から仙台市生涯学習支援センターにて家族の会宮城が開催されます。
ご参加お待ちしております。
宮城県在住 神山
