令和7年11月23日（日）和歌山県勤労福祉会館プラザホープにて「全国ギャンブル依存症家族の会和歌山」が開催されました。
はじめにギャンブル依存症の夫を持つ妻の体験談を聞きました。妻の言葉には前向きさがあふれていて、自然と私の心も軽くなっていきました。私が感動したのは、妻の「歩み直す力」でした。当時は夫の問題を受け入れられず、妻が当会に参加することで、このままではいけないと、自分を見つめ直し、何回も就職活動に取り組み、今は正社員として働きながら、各地で体験談を伝える活動もされています。
私もギャンブル依存症の息子に手出し、口出しして息子を追い詰め、苦しめていました。
当会に参加して、私の対応は間違っていたことにメンバーは気づかせてくれました。
妻は当会に参加したことで、家族も回復にむかえることができ、感謝していると彼女が涙をこらえて話していて、私も胸が熱くなりました。今日の体験談を聞いて、依存症は家族全体の問題があり、家族だけで抱え込まなくていいことを改めて感じました。
同じ悩みを抱える誰かに、この支援が届きますように。家族だけで解決しようとせず、家族会に参加してみてください。
家族が変わり、支えがあることで、人はもう一度立ち上がることができる、本日の体験談は、その大切さを教えてくれました。
次回は12月27日（土）14時から、県民交流プラザ 和歌山ビッグアイにて開催予定です。
是非お越しください。
京都府在住 杉森
