12 月 13 日(土)盛岡市のキオクシアアイーナ(いわて県民情報交流センター)で全国ギャンブル依存症家族の会岩手が開催されました。
はじめに公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部メンバーの方から体験談を聞きました。
「父親が依存症になり、まさか自分が依存症になるとは思っていなかった」という言葉が印象的で「今は家族のおかげで依存症専門病院に入院し新しい生き方をみつけることができた」といきいき話す姿に希望を感じ、家族の対応が大切だと改めて思いました。
次に全国ギャンブル依存症家族の会メンバーの体験談を聞きしました。
当初は「現実を受け入れたくない」気持ちが強かったこと、当事者に対してまちがった対応を私と同じように続けたことに共感しました。当会と自助グループに参加し、依存症の知識を得ることが解決につながると感じました。
続いてギャンブル依存症回復施設一般社団法人東北グレース・ロードのスタッフ研修の方から、自身の体験や回復施設の説明をしていただきました。
私は、以前まちがった対応ばかりしていました。そのことで息子がどんどん悪化してしまったのだと今は思います。勇気をだして当会に参加してから不安が軽減し、同居していた息子は病院や当会メンバーの支援を受け今は隣県で一人暮らしをしています 。今後何が起こるか不安はありますが、正しい対応ができるよう学び続けたいと思います。
ギャンブルの問題で悩まれている方、一人で解決することは難しく苦しいです。
ぜひ当会に参加して一緒に学びましょう。
次回は1月 25 日(日)一関文化センターに於いて「ギャンブル依存症セミナー&相談会 in 岩手」が開催されます。
多くの方の参加をお待ちしています。
岩手県在住 板澤

