2025年12月20日(土) 徳島県立総合福祉センターにて13時30分より全国ギャンブル依存症家族の会 徳島・当事者会が開催されました。
はじめに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部と、全国ギャンブル依存症家族の会埼玉のメンバーより体験談の発表がありました。
当事者支援部メンバーの発表では、ギャンブル依存に苦しんだ日々の話に加え、夫婦で当会に参加したことを機に、自助グループの仲間と回復の道を歩んできた経験をお伝えしました。その過程で、回復するためには「罪悪感を責任に置き換える」ことが極めて重要であると、改めて強調させていただきました。
家族の会埼玉のメンバーの発表では息子さんの借金を2回肩代わりして、ギャンブル依存症を悪化させてしまった話や息子さんが回復施設に入るまでの過程やその間の苦しみや葛藤を同じ経験をした家族会メンバーと乗り越えた話を聞いて、家族には家族の回復があるんだなと胸が熱くなりました。
その後、当事者は別室に分かれて移動して8名で当事者会を開催しました。
初参加のメンバー不在で継続参加のメンバーのみでの開催となりました。
まずは自己紹介を行いました。新規のメンバーの参加はなかったため、依存症の説明は割愛して現在抱えている問題について相談の時間を取りました。
当事者支援部のメンバーだけではなく同じ経験を持つ参加者からも自身の経験を元としたお話もあり、共感と解決策を示してもらい、参加したメンバーからも「今日は参加してよかった」との声もあり、非常に有意義な会となりました。
同じギャンブル依存症であるメンバーの輪の中で成長しあって、今抱えている問題を「みんな」で乗り越えていけるという勇気を共有できたと思います。
また自助グループも県内に立ち上がって安定して運営できている話もあり地元メンバーの力強さを感じました。引き続きサポートしていければと思います。
次回は1月25日(日)13:30~15:30から あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)にて開催の予定です。
一人で悩まず、一緒に悩みを解決していきましょう。
そして、これからの人生を楽しむ為に一緒に回復していきましょう!

