回復への一歩(長崎)

2026年1月31日(土)長崎県大村市にて『ギャンブル依存症セミナー&相談会』が開催されました。
初めに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会・当事者支援部のメンバーの体験談を聞きました。当事者がギャンブルにのめりこむまでの経緯をお話しされ、借金をしてまでもギャンブルをし辞めたくても辞められなかった苦悩を話されました。自分ではどうしようもないという状況になり当事者支援部に繋がり現在、仲間の中で、12ステッププログラムをやりながら回復の道を歩み続けているとのこと。その明るくはつらつとしたトークでこんなにも回復されている姿に、私自身が大変希望の持てるお話でした。
次に、家族の妻の立場でのお話でした。夫のギャンブルの問題で当会に繋がり、提案を受け、現在別居をし実の母・仲間や周りのサポートを受けながら子ども3人を育てている。夫も当事者支援部の活動をしお互いに回復の道を歩んでいる。本当に子育てをしながら自分と向き合うのは大変だろうけど続けている姿は素敵だと思いました。
また、講演で西脇病院 院長西脇健三郎先生より依存症の治療は、医者ではなく「人・語・場所」が治療であるとお話されたのが、心に刺さりました。
私自身、1年前に息子のギャンブルの問題でこの会に参加しました。息子のお金の問題や自暴自棄な言動に振り回され、何年も悩み苦しみ続け誰に、何処に相談すればよいのか分からずにいました。苦しむ私の姿を見て娘が当会を探し教えてくれました。最初は、疑心暗鬼でしたが、ギャンブル依存症は「WHO」も認める『脳の機能不全』の病気である。本人の意志の弱さや性格の問題ではない事を参加する中で学び、自分が良かれと思った対応がさらに息子を苦しめていたんだ!と気づかされました。息子が回復へ向かうためには、家族の対応を変えることがとても大切であることを学んでいます。
この会に参加するまでは、私は毎日が孤独で苦しく不安を抱えながら日々を送っていましたが、当会に参加して同じような、悩みを持つ仲間に出会い、話を聞いてもらい、共感してもらえることで、心が軽く平安な気持ちになっています。また、息子の事で問題があった時もメンバーが一緒に伴走支援してくれました。最初疑心暗鬼だった私が、正しい知識を学び正しい対応を学びたいと前向きな気持ちになることができました。
まだまだ、多くの方が家族のギャンブルの問題で悩まれていると思います。決して一人ではありません。ぜひ勇気を出してご参加ください。当会で正しい対応を学び、少しでも早く回復の道に繋がってほしいと心から思っています。

福岡県在住 松本

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