医療と家族会・全国初システム久留米モデルがスタート!(家族の会福岡)

1月24日(日)
「回復に必要なこと 連携の実際」というテーマで
ギャンブル依存症基礎講座が
久留米シティプラザで開催されました。

のぞえ総合心療病院の堀川智史副医局長、
ギャンブル依存症問題を考える会代表理事田中紀子氏、
俳優高知東生氏を講師陣としてお迎えしました。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言中でしたが
80名近くの参加者がありました。

当事者、家族の体験談に参加者は、
「うんうん」とうなずきながら
熱心に聞き入ってる姿がみられました。

堀川医師はギャンブル依存症では
家族が借金を肩代わりするなどして
「共依存」が起きやすくなる。
周囲の人に相談してほしいと呼びかけられました。

田中代表はコロナ禍でストレスからギャンブルしかない、
ギャンブルによる借金が表面化している。
自分だけで抱え込まず専門家や第三者に
相談してほしいと説明されました。

高知さんは薬物依存を克服した経験を語り
自分だけでは解決できないと認めたときから
新しい人生が始まったと
当事者にエールを送られました。

質疑応答で
「息子からの借金の度重なる連絡がくる。対応がわからない。」
と話された家族の方はアドバイスを受けられ、
帰られるときには表情が和やかになられていました。

今日ここへ足を運んでくださり
回復への一歩を踏み出した方が、
「家族の会」や「自助グループ」へと
繋がってほしいと願っています。

今後、家族の会福岡では
ギャンブル依存症支援の新しい連携を
『久留米モデル』としてスタート!します。

ますますメンバーの活躍する場面が
増えてくるようです。
仲間と共に回復の道を
今年も進んで行きたいと思います。

辛い時間を過ごされている方に
笑顔になれる日が来ることが
伝わりますように。

福岡県在住 白木

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~第1話 依存症ってなんぞや~
~第2話 底つき、そしてタフラブ~
~第3話 回復への道~