二日間にわたりオンラインで開催しました(家族の会島根)

2月20日(土)、21日(日)、
家族の会島根を開催しました。
緊急事態宣言発令中のため、
両日ともオンライン開催となりました。

20日は松江の島根県民会館に、
初参加のご夫婦1組を含む6名が集まり、
会場とつないだオンラインでは、
島根在住1名、関東の家族の会メンバー6名が参加、
合計13名となりました。

前月までの経験から、私達が島根の参加者に
伝えたいと強く思ったことがあります。
ギャンブルの問題に巻き込まれた家族が
「あたりまえの日常」を取り戻すためには時間がかかること、
一人ではできないこと、
そのためには家族の会での情報交換と
自助グループでのセルフケアが必要だということです。

家族の会で病気の知識、対策を学び、
自助グループで自分の気持ちと向き合う、
これを続けることで、家族にとっても当事者にとっても
有効な解決策が見えてきます。

このことの理解を深めるため、
家族の会ホームページの「団体概要」「家族の会」からの抜粋と
「ギャンブル依存症関連団体について」のプリントを
読み合わせしました。
自助グループ、家族会、回復施設、市民団体
それぞれの役割、支援について学習し、
間もなく県内にオープンする自助グループの紹介もありました。

分かち合いは、まず松江の会場で参加の方から
現在の状況と困っていることなどを話していただきました。
それぞれ事情は違っても、
当事者との関わり方に悩んだり心配したり、
とてつもなく不安になったりする気持ちは同じです。
オンライン参加のメンバーは、
会場の方の悩みや困りごとに役立つような
自身の経験や思いを話しました。
これから同居を考えている方に、
その前に相談会に行くことを勧めたり、
別居しようとしている方に期限を決めることを提案したり、
関東のメンバーから具体的なアドバイスがありました。

21日は、以前から繋がり続けている島根の方1名と
関東のメンバー6名の合計7名で、
オンライン家族の会を開催しました。

前日と同じプリントの読み合わせをし、
家族の会の意義を再確認しました。

分かち合いでは、
家族の会につながって安心でき希望が見えたという経験が話され、
自助グループとはまた違うこの会の力をみんなで共有しました。

東京都在住 木村