「ドン底は最大の転機!依存症を背負って見えた新しい生き方」(家族の会東京)

2月27日(土)
ギャンブル依存症家族の会東京にて
「ドン底は最大の転機!依存症を背負って見えた新しい生き方」と題し、
当事者の経験談をお話しさせていただきました。

・依存症がもたらす負のスパイラルに陥っていたこと
・家族の金銭管理に対しても、様々な方法でギャンブルにしがみついていたこと
・医療、自助グループでの体験、感じたこと
・仲間から希望や気付きをもらったこと
・12ステッププログラムで自分の正体を知れたこと
・依存症関係の活動に携わることが、何より自分自身を助ける要素になっていること

上記を中心にお話ししました。

私はギャンブルが原因で離婚となり、
借金も未だに抱えています。
特に家族との別れは悲しく、辛く、
あの頃に戻りたいと後悔することも多々ありました。

しかし、自分自身だけを見つめると、
ギャンブル沼に嵌まっていたあの頃の自分には戻りたくありません。
今回のように経験をお伝えし、少しでも人の役に立てるときに
生きる喜びを心から実感します。
その生きる喜びはギャンブルで勝った喜び等とは比較にならない程、
素晴らしく輝かしいものです。

私は当事者の立場ではありますが、
家族会の仲間に成長の機会を与えてもらい、
回復の道を歩んでいます。
感謝いたします。

今回、ご参加頂いた一人でも多くの方が
自分自身の「新しい生き方」を見つけ、
笑顔を取り戻すことを祈っています。
そして、
それが可能であることを確信しています。

埼玉県在住 佐藤