神の恵みです

9月17日開催された
グレイス・ロード1周年記念フォーラムのDVDが入寮者の家族に届けられました。
DVD
佐々木 広代表より、グレイス・ロードが立ち上がったいきさつ、秘話が語られ、
特典映像「News まるごと山梨」で、ギャンブル依存症がクローズアップ。
特典映像
3枚組DVDのエンディングは、入寮者のショット写真が何十枚も散りばめられています。
みんな良い表情で、生き生きしています☆

■グレイス・ロード甲斐報■
アメイジンググレイスで載った 仲間の体験談を多くの方に読んで頂きたく、改めてご紹介したいと思います。                                                                 (本人の承諾済で、匿名です)
過去から現在      A(39才・スロット)
人生で最初のギャンブルは、大学生の頃に高校時代からの先輩に誘われて行った、パチンコでした。
その頃は、アルバイトで得た収入の中で遊ぶ程度にギャンブルをしていました。特にパチスロにハマり始めたのは社会人になってからで、車のローンを組んだ際に信販会社から送られてきたカードでキャッシングを覚えてからでした。車のローン以外の借金があることを黙っていたこと、ほんの3万円のキャッシングで嘘をついたことから、金銭感覚が崩壊していきました。
 その後、母親に借金がバレて、消費者金融の借金を2回肩代わりしてもらい、ヤミ金からの取立てを助けてもらいました。その間も様々な嘘をついては、生活に困れば母を頼ったり、知人や友人、彼女に借金をすることを続けました。
仕事を転々としていた私も、結婚を期に大きな会社へ勤務できるようになりましたが、今までの生き方を続けた私は、3年間の結婚生活に失敗し、会社も辞めることになりました。
最終的には債務整理をし、派遣社員で仕事をしていましたが、支払うべきものを滞納し続け、全てが嫌になった私は、独り暮らしをしていたアパートを、数日分の着替えと自転車を持って飛び出しました。
1ヶ月と数日間の放浪中に二度お金を盗られ、知人にも見放され、どうにもならなくなった私は自殺の道を選びました。しかし、自殺を止めてくださった方の「親の顔を見てこい」との言葉で、東京から実家の栃木まで自転車で帰りました。母になんと言われてもいい、ただ会いたい、という思いで、9時間走り続けました。
母に会った時に言われたのが、「生きてて良かった。お風呂に入りなさい」でした。涙がこぼれました。今までの金銭的な救いではなく、魂が救われた思いでした。
その2日後の2014年12月2日に、山梨ダルクにつながりました。私と同じような経験をしてきた仲間に囲まれ、共同生活をしています。今までの生き方がなぜ生きづらさになっていったのか、原因を知ることができました。生い立ち、育ってきた環境により、私自身で作り上げてしまった性格や精神が、生きづらさとなってきたのだと。
今私は、多くの仲間たちと共に、日々気付きを与えてもらえる環境にいさせていただいています。それは回復へ向かうきっかけとなることと信じています。
私の不正直さから、多くの人や私自身を苦しめ傷つけてきました。この生き方を変えるチャンスを与えていただいていることに感謝しております。
第二弾は、また後程UP致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です