前進して取り組んでいく勇気(家族の会京都)

11月6日(土)
家族の会京都を開催しました。
会場:ひとまち・交流館 
参加者:19名

(依存症の脳の仕組みについて)新しい参加者のためにも「依存症は脳の病気である」ことについての簡単な医学的しくみを解説。回復の為にどのように取り組んだらいいのか、という議題に移ったところで、(田中紀子さん著の『家族のためのギャンブル問題 完全対応マニュアル』より、対応3と対応4を読み合わせ)“家族は“何もしないこと”“本人自らが回復するチャンスを待つ”ことに頷きながらも、そこが本当に難しいと納得する様子も垣間見られました。

次に(参加者の簡単な自己紹介)をして、改めてお互いの境遇をお知らせしてから、(家族会のレギュラーメンバーの体験談)で2件(息子編、夫編)語りがあり、その後に今日初めて参加された方からも次々現状をお話しいただきました。

その中で繰り返し言われたのが「家族側が辛くない方法で考えていくように!」ということ。アドバイスを聞いて、家族の対応方法を知っているつもりでも、ついつい当事者の行動が気になったり、要求を受け入れたりしてしまいがちです。また一緒に暮らしているとなかなか(当事者と)離れる機会が作れない悩みをもたれる方もありますが、今日お互いの現状を語り合ったことで、少しずつでも前進して取り組んでいく勇気をもちたいと強く感じました。

いつもながらあっという間に時間が過ぎてしまいました。来られた方たちそれぞれが持ち帰られた「思い」があるような気がします。

京都府在住 おK

京都202111

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高知東生と田中紀子が依存症についてわかりやすく語る「たかりこチャンネル」

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「みーんな、知らない依存症(全3話)」

~第1話 依存症ってなんぞや~
~第2話 底つき、そしてタフラブ~
~第3話 回復への道~