11月14日(日)
家族の会島根を開催しました。
本日は、親の立場の方7名、妻の立場の方4名の参加がありました。
書籍の読み合わせでは、下記3点のポイントについて認識を深めました。
・家族がまず自助グループに繋がり、正しい知識と対応策を得て、回復すること。
・借金の対策方法(知ってしまえば実はそんなに怖くない)
・金銭管理はギャンブル依存症を悪化させる。
その後、それぞれのこれまでの体験と、今困っていることについて、分かち合いや情報交換を行いました。
尻拭いはダメだと知っていても、他の手助けがやめられなかったり、依存症当事者が変わるべきであって、家族がなぜ変わらなければいけないのか、という葛藤についての分かち合いが印象的でした。
家族は、度重なる借金で、精神的に疲弊や感情的な傷つきを多く経験しています。
その上で、大切な家族が、ギャンブル依存症だという、特効薬もない病気になってしまったと認めることは、とても辛いことだと、自分の経験も踏まえて改めて感じました。
だからこそ、同じ経験をした家族が傍で寄り添い、共感しつつ、解決策を共に模索することが大事だと思いました。
会の終了後には、回復したギャンブル依存症者から、ギャンブル依存症とはどんな病気か、また、家族はどのような手助けができるのかについて、実体験を交えつつ教えていただけました。
「ギャンブル依存症者は一人では回復できない。家族が正しく手を放して、厳しい愛を持って見守ることで、助けにつながることがある」という話が印象的でした。
家族自身が元気になって、またどこかで再会できる時が来たらといいなと感じました。
千葉県在住 黒田
ギャンブル依存症ポータルサイト
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~第1話 依存症ってなんぞや~
~第2話 底つき、そしてタフラブ~
~第3話 回復への道~