今後も行政と連携して、盛り上げていきたい(家族の会群馬(太田))

12月11日(土)
ギャンブル依存症家族の会群馬太田を、太田市駅なか文化館で開催しました。
この日は埼玉、千葉、群馬県からの4名での開催となりました。

参加者の自己紹介のあと、自助グループに参加しているメンバーが多かったので『祖父・父・夫が ギャンブル依存症! 三代目ギャン妻の物語』読み合わせし、12ステッププログラムについて理解を深めました。
頭の中では当事者の問題を手放すことが大切だと分かっていても、実際に行動することは難しく共依存の病気が邪魔をします。
私も自助グループに繋がった当初は夫を変えること、コントロールすることに囚われていました。
ぐるぐると当事者の事ばかり考え、頭がいっぱい。苦しいのにやめられない。依存症は当事者だけでなく、家族もまた苦しい病気です。
「他人への囚われを手放せ、と言われても手放せない自分を認める」
自分の無力を認めて仲間の中で励まされ、力をもらいながら家族が対応を変えていく。
家族が対応を変えいく事で、不思議と家族を取り巻く環境や、当事者との関係も、穏やかに変わっていくのを感じています。

分かち合い後は仲間からの情報共有へ進み、自助グループと家族会の違いについて、分かりやすく話してくださいました。
自助グループでは日々の囚われをケアし、家族会で依存症への理解を深める。この両輪で家族が回復していくことが大切。家族会で活動を進めていく上でとても勉強になりました。

まだまだ苦しんでくる家族はたくさんいると思います。
繋がって来てくれた家族の居場所を作りながら、まだ助けを求められず苦しんでいるご家族へ私たちのメッセージを運ぶため、来年度は行政への働きかけを、頑張っていこうという話で終わりました。

年内最後の家族会開催となりましたが、来年は講習会や相談会などを企画し、今後も行政と連携して、群馬太田の家族会を盛り上げていきたいと強く思いました。

群馬県在住 根岸

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~第1話 依存症ってなんぞや~
~第2話 底つき、そしてタフラブ~
~第3話 回復への道~