家族が連携し問題を乗り越えていける!(家族の会秋田)

1月15日(土)
家族の会秋田を開催しました。
令和3年度厚生労働省依存症民間団体支援事業の最後となるため、少し早めに集まり当事者と家族のメンバー合同で、自助グループで取り組んでいる【12ステッププログラム】の分かち合いをしました。参加者の皆さんと日々の日常生活を通して各々のステップ1について意見交換ができました。

家族会は、秋田、青森、岩手、関東のメンバー8名で開催しました。
簡単な自己紹介のあと、同じ厚労省事業で家族会と自助グループを先に立ち上げ活動している青森のメンバーから、その経験や家族会の様子をお話してもらいました。
現在青森では家族会と2つ目の自助グループが、1月弘前に立ち上がり活動しています。

つぎに、「ギャンブル依存症と借金問題」をテーマにしたパワポ資料を使い、ギャンブル依存症とギャンブル依存症当事者の借りた借金を家族が返済する必要がないことを、参加者の失敗の経験を聞くなどして、家族に必要な正しい対応を学びました。
その後、自助グループの模擬ミーティングを言いっぱなし聞きっぱなしの形式で行い、私たち依存症者の家族が大切にしている仲間意識や共感を得ることができました。

家族の会終了後に、当事者会メンバーも参加して、ギャンブル依存症の回復者2名の体験談を聞きました。回復へのキッカケ、12ステッププログラムの効果、自助グループで生き方を変えられたなど「絶望から希望の持てるメッセージ」をいただきました。

家族の会は地域行政、医療、司法など関係機関と連携を深める取組みも力を入れて活動をしています。秋田県に自助グループ立ち上げが現実となり多くの方に啓発活動ができました。青森、岩手のメンバーからは、一人ひとりの経験を活かし秋田の立ち上げをサポートをしていこう!となり、家族会の活動を通して私たち自身も、家族が連携し問題を乗り越えていけることを実践で学べると感じました。

群馬県在住 大沢

秋田2022011
秋田2022012

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~第1話 依存症ってなんぞや~
~第2話 底つき、そしてタフラブ~
~第3話 回復への道~