今、困っている人に間に合う大切さ(家族の会群馬(太田))

2月12日(土)
今月の家族の会群馬(太田)は、地元群馬県メンバーを含み計7名で開催しました。
群馬県内からの参加は4名あり(妻の立場、親の立場で初めての参加が各1名ずつ、継続して参加メンバー2名)、首都圏からの参加が3名でした。

初めて参加の2名は、「群馬県こころの健康センター」に家族のギャンブルの問題で困って相談に行ったところ、今回開催の家族の会に行くとよいと知らされ、情報や対応方法は、田中紀子さんの『家族のためのギャンブル問題〜完全対応マニュアル〜』を、医師や関係者に紹介を受けたことなど話していました。困った人が正しい情報を得る大切さ、地域との連携の大切さ、こうした効果が、今、困っている人に間に合う大切さを感じました。また、地元メンバーの日頃の広報活動がこうした元になっていることに、感動する思いでした。

会では、『家族のためのギャンブル問題〜完全対応マニュアル〜』の冒頭部分、原則1と原則2を皆で読み合わせました。あらためて、この内容には、新しい人も、長い人もなく、大切なイロハが書かれていると感じました。全員で確認を行いました。全員が間違った対応や、やらかした経験があり、そんな過去を時に笑いながら、新しい人と共有し、「やってはいけない○×リスト」の確認も行いました。

体験談として、2名の妻の立場の人が話をしました。2人共に自助グループ経験が長く、家族として回復の12ステッププログラムの経験があること、様々な大変な思いをしながら、周囲の人の力を借り今も取り組んでいるなど話をしました。そこへ親の立場で経験豊富なメンバー、妻の立場で参加をしている他のメンバーなど、今回参加の新しい人などの現況や質問なども交えながら、皆で分かち合いを行いました。内容は中身の濃い、よい家族の会となりました。

私たち全員がそうであるように、まずは、借金やお金のやり繰りに目が行きがちですが、治療や回復が最優先であること、治療や回復は「自助グループ」が主体で行われることなどを丁寧に確認し、家族の会をハブや情報源として、これからもやって行こうなど、お互い同士で力づけて、会を終えました。

東京都在住 中村

群馬(太田)2022021
群馬(太田)2022022
群馬(太田)2022023

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