家族と当事者、両輪での回復を目指して(家族の会千葉)

3月26日(土)
「全国ギャンブル依存症家族の会千葉」から4名が、船橋北病院ファミリープログラムに出席しました。うち2名がスクリーンで投影しながら自身の体験をお話しました。その後ソーシャルディスタンスを保ちながらも小さな円をかこみ、活発な意見交換がなされました。

既に通院され、自助グループにも通われている当事者の回復の様子を目の当たりにすると、時に家族は戸惑い、狼狽えます。家族を信じることのできない自分は心が狭い人間なのか。また、当事者が問題を起こさなくなればすべて解決、「ハッピーライフ」が訪れるのか。

「全国ギャンブル依存症家族の会千葉」では、回復は気づいた側から取り組むことで始まるとご説明しています。また、当事者が治療のレールに乗り回復の道を歩むことになれば、ご家族も迷わず「全国ギャンブル依存症家族の会千葉」や自助グループに通い、病気の知識を得て、家族としての対応を学び、ご自身の回復に取り組むことをお勧めしています。

ギャンブル依存症は家族を巻き込む病気です。ゆえに当事者と家族が両輪でそれぞれの回復に取り組むと、回復の効果がより高まると考えられています。新たな家族の関係性が築かれ、特に小さなお子さんを抱えたご家庭であれば子育てにも良い影響をもたらすでしょう。

このコロナ禍において船橋北病院での出会いに感謝するとともに、ご家族のギャンブルの問題にお悩みの方が病院はじめ各所に支援を求められ、助かる方がひとりでも増えることをお祈りします。そのためにも「全国ギャンブル依存症家族の会千葉」はこれからも家族のメッセージをお届けします。

東京都在住 渡邉

千葉2022桜

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~第2話 底つき、そしてタフラブ~
~第3話 回復への道~