7月9日(土)
初めての方8名を含む25名が、真夏を思わせる暑さの中、ひと・まち交流館京都に集いました。
家族の会の説明のあと、自己紹介。
親や妻や兄弟姉妹・・立場は違っても、お金と嘘で悩まされた共通の経験をしています。
病気の症状だからです。
その後ひとりひとり、困っていること・変化したことを、話しました。
「私は今回こんなふうにしました。時間はかかると思いますが、私も少しずつ対応を変えて行こうと思っています。」と、穏やかにお話しくださった方。
「お金の援助はもう出来ない、でも回復は信じ応援しているということを本人に伝えた。愛情は変わらない。」
と、落ち着いてお話くださった方。
皆さん初めて来られた時は、非常に混乱されていて、
『どうしたら本人に分かってもらえるのか知りたい。』
と、必死になっていました。
でも、
『自分以外の人のことは変えることはできない。変えられるのは自分だけ。』
『愛情を持って、手を放す。』
という新しい考えを理解され、少しホッとされた様子でした。
悩んでいる家族にとって、同じ経験を持つ仲間の話は大きな力になります。
新しい考え方を知り、仲間から力を得ることで、今までとは違う一歩を踏み出すことができます。
その歩みが、本人の回復へ繋がっていることを信じて、これからも励まし合いながら進んでいきたいと思いました。
奈良市在住 安東
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