10月2日(日)
全国ギャンブル依存症家族の会兵庫が、神戸市灘文化センターにて開催されました。
今回は34名の参加でした。
始めに、それぞれの民間団体の役割の違いの説明と、連携してやっていく事の必要性を分かりやすく話して下さいました。
ギャンブル依存症者のご家族の体験談では、息子さんがギャンブル依存症者の回復施設に繋がり1度目は回復したものの、依存症の病気は深く、2度の施設に繋がるも、回復中に失踪、苦しみと失意の中でしたが、家族はすでに自助グループと家族会に繋がっていたからこそ、息子の問題として対応する事が大事だと捉えることができ、気持ちを切り替え、今、自分にできることは、自分の回復だと気付き、自分に向き合って、プログラムによる共依存からの回復に取り組まれている、ということでした。
現在では仲間を助ける立場で、依存症が病気だという事を正しく認識し、理解してもらうための啓発活動にも励まれ、私達家族が、自助グループ、家族会に繋がり続ける事の重要性を話してくださいました。
家族会、自助グループに繋がり続ける事で、正しい知識を身につけ、いざという時の対応を知る事が、いかに大切かという事を私自身改めて知ることができました。
「今のままで大丈夫なのではないか」ではなく、一瞬のチャンスを見極める力を身に付ける為にも、繋がり続ける事が重要だと思います。
後半は、グループ毎に分かれ、当事者の今の現状と、それに伴う対応など話し合い、長く繋がっている家族会の方より、体験談や対処法等を話してくださり、家族会が初めての方、対応に悩み、苦しむ方への力強いアドバイスとなったのではないかと思います。
各グループとも積極的な意見が出て、終了時間を延長する程、実りのある時間でした。
この家族会が、初めての方にとっても、自分なりに何かを得て、それを素直に実行に移す事が出来たらと、次の一歩を踏み出す勇気を持ち、きっかけになれたらと願っています。
伊豆野
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~第1話 依存症ってなんぞや~
~第2話 底つき、そしてタフラブ~
~第3話 回復への道~