当事者・家族が回復に向かうために(静岡)

10月9日(日)アイセル21にて、家族の会静岡が開催されました。

初めて参加された2組の方々を含め16名が集まりました。

自己紹介の後「ギャンブル依存症家族の金銭管理をしてはいけない理由」を読み合わせました。
親子の場合、親は借金などの問題を手放し当事者に返すこと、
夫婦の場合、家計の管理は家族が行い、小遣いの管理は当事者に任せ、口出ししないことを確認しました。

特に親は共依存になりやすく、借金の肩代わりをしてしまうので「お互い心を鬼にして気をつけましょう」と声を掛け合いました。

ギャンブル依存症の家族は、日々当事者の問題に一喜一憂し、病んでしまうことも多いです。
先ずは家族が自助グループや家族の会に参加し、正しい知識と対応を身につけ、元気になることが大切です。
後半の分かち合いでは、それぞれの近況や経験談を話し、共有しました。

先に繋がったメンバー達が笑顔で話をしてくれることで、今まさに問題に直面してる方や初めて参加する方の希望になり、回復につながります。
今日もとても充実した時間が過ごせました。

静岡県在住 藁科