自助グループを通して気づいたこと(群馬太田)

10月8日(土)、家族の会群馬太田が開催され、初めての方4名を含め20名が参加しました。

前半は、家族会メンバーから『自助グループに繋がった私が伝えたいこと』と題して、体験談をお話ししていただきました。

息子さんのギャンブルの問題が発覚した当時、叱責したり行動管理したものの問題が一向に解決せず自助グループに繋がったこと、そして、自助グループを通してどんな気づきがあり、どんなことに取り組んだのか、具体的にお話ししていただきました。

『今まで慣れ親しんだ自分のやり方を変えるのはとても恐かったが、同じ経験をした仲間を信じて、提案されたことをやってみた。』というお話しを聞いて、かつて同じ行動を繰り返しながら違う結果を望んでいた自分を思い出し、現状を変えたいのなら、まずは自分の行動を変えてみることだと改めて感じました。

現在息子さんとは適度な距離を保ちつつ交流があるそうですが、自助グループに繋がるまでは想像もできなかったとお聞きして、私たち家族も希望を見出すことができました。

後半は2グループに分かれ、初めて参加された方を中心に、現在困っていることなどについて分かち合いを行いました。
まずは、家族が依存症という病気を正しく理解すること、口を出したり問題を本人の代わりに解決したりせず問題を本人に返すこと。家族としてやってはいけないこと、やるべきことを確認し合いました。

現在身近な人のギャンブルの問題で困っている方には、ひとりで問題を抱え込まず、家族会へ足を運んでほしいと思いました。

群馬県在住 高田