助けを求める勇気と行動(埼玉)

10月16日(日)さいたま市桜木公民館にて、新しく繋がった3名を含む35名の参加で、家族の会埼玉が開催されました。

前半は家族の会埼玉のメンバーを講師に、「家族の回復〜私の経験から伝えたいこと〜」と題してご自身の経験をお話していただきました。

夫がギャンブル好きであることはわかっていて、私なら出来ると始めた結婚生活でしたが、やがて夫のギャンブル依存症、息子の不登校、夫婦の共依存が起こり始め、そのような問題には、ギャンブル依存症問題を考える会、全国ギャンブル依存症家族の会、自助グループのメンバーに助けを求めることで解決してきたことをお話してくださいました。

家庭内の問題は自力で解決しようとしてしまいがちですが、外に助けを求める勇気と行動力が素晴らしいと感じました。

更に現在は、ご自身の経験を伝えながら当事者支援と家族支援にご夫婦で積極的に参加されているとのことです。そうしてお互いが回復し新たな関係性が築けていること。

そして、ここに来るまでの過去にも意味があったと今は思えると、穏やかに話される姿に大きな希望と力をいただくことができました。

後半は4グループに分かれ、初めて参加された方を中心に分かち合いをしました。メンバーの話に共感すると共に、行動を変えることの難しさを感じられているようでした。
なので、家族会や自助グループに繋がり少しずつ解決していけることをお話しました。

埼玉県在住 田中