12月11日(日)全国ギャンブル依存症家族の会 埼玉が開催されました。
「依存症家族のための勉強会」〜回復を信じて〜家族の会自助グループで取り組んだ6年間と題して、当会のメンバーの講演がありました。
当事者である息子さんの事で、家族でなんとかしようと思い、やっては行けない対応を沢山してきた事や、息子さんをどうにかしたいという気持ち、どうしてこうなってしまったのかと悩み、苦しみ、先ゆく不安を抱え、体調も崩した。
そして、自助グループに繋がり、メンバーに支えられ、家族相談会で対応を学んだ事。息子さんを手放し、息子さんが助けてと言って来た時に、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会に介入してもらい、回復施設に繋げる事ができた。
自助グループでは、12ステッププログラムに出会った事で、自分の行き過ぎた共依存が、プログラムにより回復し、いち主婦の私が自立できた。今の自分が好きとおっしゃった一言がとても輝いていて、素敵でした。
息子さんは、回復施設で、回復プログラムに取り組み、社会復帰してメンバーの中で、回復し続けていること。回復を信じてという題名通り、私達、家族にとって、自身の回復の大切さと、勇気と希望を頂きました。ファーストコンタクトの大切さ、ピンチをチャンスに変える事、そのチャンスを見分けて、家族ができる対応を身につけていきます。
今回は、初めて参加された方7名を含む46名の参加でしたが、それぞれの参加者が、いろんな思いを持ち帰られたのではないでしょうか。大変貴重な時間を一緒に過ごせた事に感謝です。ありがとうございました。
埼玉県在住 内山